代表挨拶

MESSAGE

100℃の思いやりで、笑顔を膨らます

わたしたちの歴史は、1923年に創業者 竹馬与一・ゆう夫妻が兵庫県出石町から上京し、荒川区の根岸にて小さな工場を始めた時にスタートしました。日本の中央の東京で、日本を代表する煎餅屋になることを志し、上京してきた二人は、「中央軒」という暖簾を掲げました。それ以来、わたしたちは二人の夢を叶えるべく、おいしさと安全を追求した米菓づくりに励んでまいりました。

 餅づくり、乾燥、焼き上げなど8つの工程を約10日間かけることで、一粒のあられ、一枚のおかきは出来上がります。職人の多くの手作業により、文字通り手間暇かけてじっくりと。この製法とそこに宿る精神は、創業時より変わることなく受け継がれてきたものです。あらゆることが目まぐるしく進んでいく現代において、このものづくりの精神はより一層価値あるものだとわたしたちは信じています。

すぐ目の前に中央軒煎餅 創業100年をむかえるにあたって、わたしたちは、「ものづくりのメーカーから、笑顔づくりのクリエイター・チームへ」というビジョンを掲げました。これまで大事にしてきたものづくりの精神を継承しながらも、人の役に立ち、人を笑顔にさせる本質的な価値創造を、よりお客様思考で、よりクリエイティブに、全社一丸となって目指してまいります。お餅に含まれる水分が蒸発することでお餅が膨らむように、わたしたち一人ひとりが、思いやりを沸騰させて、世界中に笑顔を膨らませていきます。

株式会社 中央軒煎餅
代表取締役 山田 宗