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第13話 辛いも、甘いも、それが玉ねぎ。

2018/06/08

さっぱりとしたものが食べたくなるこの季節。
薄くスライスした玉ねぎに、ぽん酢とかつお節をかけるだけのオニオンスライスが、簡単!おいしい!
私は、玉ねぎのツーンとくる辛みが好きなので冷水にはさらさず、そのままいただく。
このさっぱりとした辛みを、大量に口に運びたくなる気持ちを後押ししてくれるのが、
玉ねぎは“カラダにいい”という実感だ。
肝臓の疲れを癒してくれる!? 血液をサラサラにしてくれる!? 腸内の善玉菌を増やしてくれる!?
世間でよく言われている“玉ねぎのすごいパワー”のおかげで、
「お酒を飲みたい欲」の罪悪感から解放され、楽しい食卓を囲むことができるのだ。

玉ねぎのツーンとくるニオイは、硫黄(イオウ)化合物というもの。
これが私のカラダを元気にしてくれるらしいが、硫黄化合物は水に溶け出しやすいという性質がある。
すぐ水にさらすとその量は激減してしまうので、玉ねぎを必要なサイズに切ったあと、
室温で30分程度置いておくと、その効力は失われにくくなるとのこと。なるほど。

当社にも、玉ねぎを使った商品がある。
もち玄米に乾燥した玉ねぎをつきこんで、米油でカラッと揚げた、軽い口あたりの“玄米ちっぷす”。
その原材料は数年前より“淡路島の玉ねぎ”を使用している。
淡路島の玉ねぎは、甘みがとても強く、揚げあられとの相性が抜群だからだ。
瀬戸内海の温暖な気候で育てられる、淡路島の玉ねぎ。
一般的な他の玉ねぎと比べると、辛味成分は6割程度と少なく、糖度は4%ほど高いのが特徴。
収穫した玉ねぎを“玉ねぎ小屋”と呼ばれる小屋に吊り下げ、
自然の風でゆっくりと乾燥(完熟)させるひと手間に、この甘みの秘密が隠されているのだろう。

しかし、玉ねぎが甘いことで思わぬ苦労もあった。甘みが強い分、焦げやすいのだ。
もち玄米がサクッとした食感に揚がる前に、玉ねぎが茶色く焦げてしまう。
また、辛みが少ない分、おかきにしたときは、玉ねぎの特徴を感じにくくなった。
そこで、もちに混ぜる玉ねぎの量を変えてみたり、揚げる温度や時間を調整してみたり…
開発担当者は試行錯誤を繰り返し、そして、今の玄米ちっぷすが生まれた。

これから、どんどん暑くなってくる。
玄米ちっぷすを口に頬張りながら、“淡路島玉ねぎ”の甘みがゆっくりと口に広がるのを楽しみつつ、
ビールをグイッとやるのがたまらない!ぜひ、試していただきたい逸品だ!