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第6話 大好きな八重桜。

2018/03/23

この季節になると、思い浮かぶ光景がある。
それは、義父と過ごした二人っきりのお花見。

入院していた義父のお見舞いに、私の両親が持たせてくれた実家の満開の桜。
ラガーマンだった義父は、日本ラグビーの象徴である「桜」をこよなく愛していた。
葉桜になったソメイヨシノからバトンを受けゆっくりと春を迎える、ふわふわのリボンのような“八重桜”。
桜を愛でる義父の表情は、優しくて、あたたかくて、とても嬉しそうだった。
その時から、私も八重桜がいちばん好きになった。

桜って本当に不思議な力を持っている。
さすが「国花」といわれるだけあって、日本人にとっては特別な存在。
開花時期がニュースに取りあげられるお花が、他にあるだろうか?
寒く、厳しい、長い冬を越えて、待ちわびた春の訪れ。
まだかまだかと開花を待ち望む日本人。
今や、ほんのひとときのお花見を体験するために世界中から人々が訪れる。

私たちの誇り、ニッポンの桜。
桜蕾(おうらい)が花開き、満開となり、月明かりに照らされ、やがて葉桜へ。
情緒あふれる桜のうつりゆく様を、あられやおせんべいでも楽しめたら…
そんな想いから、開発担当者が創った商品がある。

想いをつないで咲く満開のあられの“桜の木”。
それもまた、私は好きだ。