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第24話 ゆずで、ゆったり。

2018/12/11

来週、12月22日は冬至。一年でいちばん夜が長い日。
毎年この日に“ゆず湯”を楽しみにしている人も多いはず。
なぜ、冬至にゆず湯?
「融通が効く湯治」=「柚子(ゆず)が効く冬至」
江戸の粋な語呂遊びらしい。

いや、さすがにそれだけではないだろう。
そこで“ゆず湯”の科学的な根拠を探ってみた。
すると黄色い皮の中に根拠は隠されているらしい。
①ポカポカ効果…ゆずの精油成分は皮膚への浸透が高く、体を温めてくれる。
②スベスベ効果…果皮に含まれるビタミンEがお肌をすべすべにしてくれる。
③リフレッシュ効果…香りが脳にダイレクトに働きかけ、深いリラックスを与えてくれる。

寒いこの季節、どれも女性に嬉しいことばかり。
さらに、興味を持ったのは“ユズノン”という注目の香り成分。
愛くるしい名前も覚えやすい。
ゆず1個にごく少量しか含まれないらしいが、すごい威力を持っているとか。

ゆずの生産地・高知県では、
このユズノンの香りを家庭料理に活かすために
“南半球しぼり”という絞り方をするらしい。
なに?南半球しぼり?って。
まず、ゆずを真横に二つに切る。
そして、切り口が上、皮が下になったまま絞る。
つまり、地球に例えると下半分の南半球の向きで絞るのがコツ。
ユズノンは皮に含まれるつぶつぶのカプセルに潜んでいるので、
それを潰すと17倍もの香りが出てくる。すごい!
それを知ってから我が家でも「ゆずは南半球しぼりで!」

当社でも昔から、おかきの味つけにゆずを使っている。
“ゆず七味”という商品がその1つ。
高知県馬路村産のゆずの陳皮と、国産七味唐辛子を混ぜて味つけしたもの。
ピリッとした、爽やかな香りのしょうゆ味が、私の好きな味の一つ。

最近、ゆずの魅力は世界でも人気があると聞いて、
今年5月にシンガポールで行われた実演催事で
ゆずおかきを販売してみたところ、これがなかなかの評判だった。

日本が誇る、魔法の香辛料“ゆずの香り”をもっともっと世界に広げたい。
できることならば、心も体もポカポカに温まる“ゆず湯”も。
数百年も前から、日本で受け継がれてきたアロマテラピーの凄さを。

プカプカとゆずを浮かべた湯船に肩までゆっくりと浸かって、
幸せな香りを体いっぱいに吸って、極楽の時間。くつろぎの時間。