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第18話 ブレイクスルーのバスタイム!

2018/08/22

今日も疲れた~
一刻も早くシャワーを浴びて、さっぱりしたい。
そしてお風呂あがりに、クーッと喉を潤すのが最高!

…と、この季節はバスタイムを簡単に済ませてしまうことが多い。
実は、私はゆっくりが苦手。だから、バスタブに浸かっている時間はごくごく短い。
湯疲れや湯あたりとは無縁である。
そこに「ビール キンキンに冷えてるよー!」と神の声。
夏場こそ、冷房で冷えた体をお湯でゆっくりほぐすのがいいのは、よくわかっているけれど。

バスタブにぬるめのお湯をはって、肩まで浸かった瞬間 “ふー!” 。
誰にも気兼ねすることなく、自然にもれる この “ふー!” は、不思議なおまじない。
1日の緊張から解き放たれて、疲れをお湯の中に全て流してしまうチカラがある。
そして、次に発するのは “気持ちいい〜” 。

時間は短くても、バスタイムは大事なひらめきの時間。

「あのね、昨日お風呂で思いついたんだけど…」と私が言いだしたら、
商品部のスタッフは「 “また” お風呂ですか?」 と、返したくなるに違いない!
そう、それくらいバスタイムはひらめきタイムなのだ。
かのアイシュタイン博士も、シャワーを浴びている時に限って
最高のアイデアがひらめくと言っていたとか!…やっぱり!

なぜだろう?
お風呂の科学的な効果は様々あるようだが、私がうなづいたのは、“浮力のチカラ”。
お湯につかると浮力が働いて、体重が約9分の1程度になるらしい。
体を支えている筋肉や関節の負荷が軽減されて、緊張がほぐれる。
そして、脳もリラックスできるそうだ。
特に、37℃〜39℃のちょっとぬるめのお湯がいいらしい。

さらに、視覚・音声などあらゆる情報から遮断された一人きりの空間は、
誰にも気兼ねせず、また、他にやることもないから、金の卵が湧いてくるというのも腑に落ちる。

このひらめきタイムをきっかけとして生まれたのが、
前号で紹介した、きりのさかの新しいおかき “RICE PALETTE” (現在開発中)だ。
“できるはずがない…” と、今まで諦めていた。
毎日毎日考えても、ブレイクスルーに至らなかった。

そんなある夜。
ぼーっと、バスタブの中で脱力感とともに疲れた脳を休めていた。
すると… “あっそうか!” と突然、アイデアが舞い降りてきた。
それは以前作っていた、和生菓子の製造から得たヒントだった。
“そんな方法があったか”
“これおもしろいかも!”
こうなると、もう、いてもたってもいられない。
早くメモしないと忘れてしまう。
その日のバスタイムも、やっぱりカラスの行水!

今まで使うことができなかったドライフルーツやトマト、マシュマロなど…
それぞれの素材のペアリングが楽しめる。
そう!諦めていた新しいおかきの実現だった。
まだ開発途中だが、きっと近いうちに…!

バスタイムってすごい!

さっ、今晩もぬるめのお湯に浸かって、
カラダもココロも思いっきりリラックスしよう…できるだけ、ゆっくりと。